農業で得られる収入や、受けられる公的な補助、費用などをまとめました。今後の就農計画の参考にしてください。ただし、数値はあくまで目安です。
1a = 一畝 = 100㎡
10a = 一反 = 1,000㎡
収入
トマト農家の場合(ベテラン農家が条件の良い圃場で、農業経営をしたという仮定のものです)
10a当たり
年間収量が、11,000kg
粗収入が、4,000,000円 経費が、3,000,000円
年間所得が、1,000,000円
労働時間は年間で、900時間(夏場が収穫期)
ぶどう農家の場合(ベテラン農家が条件の良い圃場で、農業経営をしたという仮定のものです)
10a当たり
年間収量が、1,700kg
粗収入が、1,500,000円 経費が、1,000,000円
年間所得が、500,000円
労働時間は年間で、350時間(9月頃が収穫期)
その他の農作物の場合(ベテラン農家が条件の良い圃場で、農業経営をしたという仮定のものです)
なすは、10a当たり
年間所得が、1,600,000円
労働時間は年間で、1,500時間(夏場が収穫期)
白ねぎは、10a当たり
年間所得が、250,000円
労働時間は年間で、250時間(冬場が収穫期)
支援に関するお金各種
・就農準備資金
最長2年間で、農業実務研修性に対して年間最大150万円を助成。真庭市独自の制度により、真庭市は30万円上乗せ
・経営開始資金
49歳以下の青年等就農計画の認定を受けた新規就農者を対象に最長3年間で、年間最大150万円を助成
・就農奨励金
39歳以下の新規就農者を対象に、一回限り5万円を支給
・経営発展支援事業
49歳以下の青年等就農計画の認定を受けた新規就農者の農業機械・設備・施設の整備費に対して最大1000万円(経営開始資金の受給者は最大500万円)を対象に補助
・帰農&来農応援事業(真庭市のみ)
UターンまたはIターンにより離農者から継業した場合、機械や施設整備など上限100万円を補助
・青年等就農資金
青年等就農計画の認定を受けた農業開始から5年以内の45歳未満の青年、もしくは65歳未満の効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対して、機械・施設などの取得、営農資金に対して、最大3700万円を融資。無利子。返済期間最大17年間。
おもな資材の価格
年々の資材費高騰のため、あくまで目安のひとつとしてください。
また、工事費や設置費は価格に含まれていません。
・パイプハウス(トマト)
10a(1,000㎡)の鉄パイプ支柱で、約500万円
・果樹棚(ぶどう)
10a(1,000㎡)のコンクリート支柱、鉄線、簡易被覆施設(トンネルメッシュ)で、約130万円
・軽四トラック
約100万円